この上の記事を見て、他人事とは感じられなくなりました。
同じ世代。
団塊ジュニア世代。
各自異論はあろうが、恐らく一番不遇の世代では無いのかと勝手に思っています。
高校、大学と受験戦争。
予備校生の数もこの世代がピークのはず。
そして、受験戦争を勝ち抜いても、いざ就職活動の時にはバブル崩壊。
私の一個前の先輩の就職活動の話しからは一転、まさに天国から地獄。
内定辞退されない様に、様々な研修旅行と称して優遇。
就職説明会には豪華な弁当が振る舞われたとか。
そんな夢の様な話しからは一転、何社受けても内定が貰えず、みんな苦労していた記憶しかない。
私も前の会社の前にもう一年だけ一社勤めていましたが、新卒で何とか内定が出た会社という理由だけで入社しました。
その初めて入社した会社は今で言うバリバリのブラック企業で、バブル崩壊していたのに、新卒を100名程採用してました。
研修なんかもそこそこにすぐに実践、現場へ。。。
あとから分かったのですが、最初から脱落者を加味した採用だった様。
現に私の世代もその年が終わる頃には30名程にまで減っていました。
今ではあまり聞かない様な惨状ですが、当時は結構ザラにあったと思います。
かくいう私も一年で辞めた人間ですが。
あの当時、不景気で、今ほど転職に対してポジティブなイメージが無かったので、新卒で辞めた人間は基本的に社会のレールから外れるしか無かったと思います。
私はたまたま転職雑誌で見つけた前の会社に(それでもブラック企業でしたが。)お世話になって20年間勤める事が出来たので、それまでは人並みの生活はしてこれたと思います。
でもホント前の会社にうまく転職出来なかったら、派遣やバイトなどを繰り返して上の様な立場になってたかもしれません。
私達の世代はホントに紙一重だと思います。
派遣で生計を立ててきた人
フリーター(私達の世代に生まれた造語)として生きてきた人
就職したが、様々な事情で退職して引きこもりとなっている人
恐らくこういう方々は私達の世代が中心になっていると思います
なかなか不遇の世代。
これからは恐らく歳を重ねるに連れて、お荷物世代として扱われると思います。
この世代を救う、活かす事が出来ればもっと社会は活性化する可能性があると思いますが、もはや手遅れな感が否めないと思う。
フリーターや派遣は労働力の調整弁としか見られてない。
昔は私の父親の頃はサラリーマンは正社員しか発想が無かった。
なんかやはり今の世の中おかしいと思う。
もう直らないと思うけど、こんなゲスな世界なら生きてても仕方ないかと思う。
仕事だって、パソコンやスマホが無かったときより、逆に忙しくなってたり、時間軸が早まったり、休日も場所も問わず連絡があったりと、何一つ良くなってない気がします。
昔パソコンやスマホが職場にそれほど普及されていない時は、ワープロでカタカタ文字を打ってたり、電卓で紙の台帳に計算して記入してと、こんな面倒で不効率な事は大変だなぁと感じて、パソコンが導入されたら、こういう不便も一気に解消されて、短縮された時間は自分のものになり、楽になると期待を抱いていましたが、全くもって良くなった実感がしないです。
むしろ弊害ばかりだと思う。
この傾向は今後益々悪化していくと思います。
まあとりあえずこれ以上考えても仕方ないので。
今日はこれまで
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